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元・研修医(31)です。
ちょっと趣向を変えてみないかという打診を受け、書いてみます。
たった数年しか知りませんが、手術麻酔も大きく変化してきたように思います。
ほぼ全例、笑気を使って麻酔をしていたのは、何だったのかな?
そんな感じですよね。
その差は、薬物動態シミュレータの進歩、術後鎮痛に対するニーズの拡大、レミフェンタニルやロクロニウムといった薬剤の登場、あるいは新しい気道確保デバイスの出現などによる?のでしょうか。
新しいものが出てくると、それに応じて求められるものもまた増えたりして、さらに麻酔が奥深く面白いものに思えてくるから不思議です。
自分はすでに、レジデントに指導をしなくてはいけない立場になりました。
自分が面白いと思えることは、どんどん後輩に伝えていきたい。
自分が昔、こういうことをしてほしいと思っていたことは、後輩に実現してあげたい(人はそれをおせっかいとも呼ぶ)。
それを基本に初期研修医やレジデントに接してきましたし、これからもそうしていけたら、後輩も早く成長できるはずだし、色々なことに興味をもつきっかけにもなるんじゃないかなぁ…と、自分勝手に思ってます。
実際は、自分が教えられているのかなぁと思うことも多いですが…。
春からは、現時点で5名のレジデントを迎えることになりました。
(おめでとう&ありがとう!)
彼らの求めるものを与えてあげられるように…
早く自分が一人前にならないと…(汗)
もうすぐ専門医