Division of Anesthesiology, Niigata University Graduate School of Medical and Dental Sciences

新潟大学大学院医歯学総合研究科

麻酔科学分野

NEWS

2018/8/16

第3回新潟大学周術期セミナーを開催します!

当科主催の第3回周術期セミナーを10月6日(土)に行います。これまで行ってきた経食道心エコー、超音波ガイド下の血管穿刺、緊急時の気道確保などのハンズオンに加えて、今回から病態に即した人工呼吸器管理の体験をシミュレーターを用いて開催します。これまでより多様なテクニックや知識の取得ができるのではないかと思います。初期研修医の先生方(1,2年目)および医学科の学生が対象です。

 

◎参加ご希望の方は麻酔科医局メール(masui@med.niigata-u.ac.jp)までお気軽にお問い合わせください。また、遠方より参加を検討している先生には宿泊所の確保等予定しております。
募集の締め切りは9月21日(金)を予定しております。皆様のご参加、心よりお待ちしております。

2018/5/28

新しい仲間が加わりました!!

4月より、7名の新入局員(大学5名、関連病院2名)を迎えることができました。
 安部達也 先生(大学)
 大谷晴野 先生(大学)
 鴨田知明 先生(県立中央病院)
 小橋芳紀 先生(大学)
 内藤喜浩 先生(県立中央病院)
 花房友海 先生(大学)
 平野祥子 先生(大学)
以上7名です。今後ともよろしくお願いします。

 

2018/4/27

第2回新潟大学周術期セミナーを開催しました。

去る4月21日(土)、新潟大学医療人育成センターを会場に当科主催の「第2回新潟大学周術期セミナー」を開催しました。当日は晴天に恵まれ外は汗ばむくらいの気候でしたが、まだ涼しさの残る屋内で、前回を上回る25名にご参加いただきました。

 

参加者は4グループに分かれ、経食道心エコー、超音波ガイド下血管穿刺、緊急時気道確保、キャリア形成や集中治療の説明の4つのコーナーを体験していただきました。それぞれ短い時間ではありましたが、常日頃より私達が行っているスキルや考えている知識を皆様に少しでも還元することができたかなと思っています。また、参加していただいた皆様の熱心な姿勢や鋭い質問に私たちもハッと気づかされることが多く、有意義な時間を過ごすことができました。

セミナー終了後、会場を移動して懇親会を開催しました。参加していただいた皆様とゆっくり話す時間ができ、よりその人となりを理解することができました。(非常に盛り上がったため、うっかり写真を撮ることを忘れてしまいました、申し訳ありません)

今回周術期セミナーを開催して、改めて多くの人がこの分野に興味関心を持っていることに気づかされ、うれしく思うと同時に私達もより一層のスキルアップや勉学に励まなければとよい刺激になりました。参加していただいた皆様にとって、本セミナーが今後の医師生活に少しでも影響にあるものになればと願っております。
次回周術期セミナーは10月6日(土)を予定しておりますので、興味のある学生さんや研修医の先生方は、次回開催以降、奮ってご参加いただけたらと思います。また、当科の見学は常時募集しておりますのでご連絡をお待ちしております。

2018/2/10

第2回周術期セミナーを開催します

昨年7月に開催し、好評を得た周術期セミナーの第2回を4月21日(土)に行います。経食道心エコーを用いた心機能評価や超音波ガイド下の血管穿刺、緊急時の気道確保など、周術期に必須のテクニックをハンズオン形式で体験していただく事で、より興味関心を持ったり理解を深めてもらえればと考えています。初期研修医の先生方および医学科の学生が対象です。

 

◎参加ご希望の方は麻酔科医局メール(masui@med.niigata-u.ac.jp)までお気軽にお問い合わせください。また、遠方より参加を検討している先生には宿泊所の確保等予定しております。
年度初めのあわただしい時期ではありますが、皆様のご参加、心よりお待ちしております。

2017/12/13

Neuroscience 2017 に参加しました!

2017年11月11〜15日にアメリカ・ワシントンD.C.で開催された第47回Society for Neuroscience(北米神経学会)に渡部と大西(筆者)、2名で参加しました。アメリカ、カナダなどの北米諸国だけでなく世界中から多くの研究者が集まり、あちらこちらで討論が繰り広げられる非常に大規模で活気あふれる学会です。当科からも大学院生を中心に毎年参加・発表を行っており、このHPでも紹介しておりますが、私もいつかはこの場で発表したいと思っていました。大学院で行った研究が一段落したこともあり、初めての国際学会に挑戦しました。

 

大西は「マウス一側後肢血流遮断後に生じる両側性脊髄応答の増強と一酸化窒素の関連性」の内容で、フラビン蛋白の自家蛍光を利用したイメージングや、他物質との関連性について組織学的なアプローチで研究したことを発表しました。発表形式は、掲示したポスターの前にほぼ半日立って、興味を持ってくれた人に説明したり、質問に答えたりするスタイルで、発表時間の決められている臨床系の学会とは少し異なります。私も気合いを入れて立っていたのですが、思ったより聴衆が来ず、やや空回り気味でした。ポスター発表の日程が会期の最終日であった事や、発表にあたって選択した分野が私の研究内容と少々違っていたのかもしれません。会期が5日間と長く、また会場も非常に広いため、分野やキーワードの選択がより重要になるのだと実感させられました。

ワシントンは言わずもがなのアメリカの政治の中心地であり、ホワイトハウスや連邦議会議事堂だけでなく、各省庁の庁舎まで非常に歴史的な建造物が立ち並んでいます。博物館はほとんどが無料で鑑賞できるため、会期の合間に立ち寄りましたが、建物や展示物が多く、一部しか見られませんでした。住民にも活気があり、スポーツなどの娯楽も含めて非常に魅力的な街でした。今回得られた収穫や反省を踏まえ、また新たな研究でNeuroscienceに参加したいと思いました。最後に、学会参加の機会を与えていただき、様々な形でサポートいただいた諸先生方に心から感謝いたします。

2017/11/27

ASA2017に参加しました

2017年10月21日~25日に、American Society of Anesthesiologistsが主催する年次学術集会ANESTHESIOLOGY 2017@ボストン(Boston Convention and Exhibition Center)に参加しました。当教室からは紙谷・佐々木・倉部・自分(渡部)の4人が参加しました。
ボストンはあのマサチューセッツ総合病院(MGH)のある私たち麻酔科にとってとても意義深い市です。札幌と同じくらいの緯度であり、新潟よりもかなり北にありますが、メキシコ湾流という暖流の影響を受けるためか、極端に寒いということはありませんでした。華氏表記だったので摂氏何度だったかはよくわかりませんでしたが・・・体感的には新潟と同じくらいだったと思います。
何を隠そう自分は今回が初めての国際学会での発表でした。これまで英語を避けてきてしまったため、演題採択が決まったころからオンライン英会話レッスンをはじめました。夜な夜なフィリピン人の先生(主に女性)とスカイプでレッスンを受ける日々。次第に先生から「Tatsuさーん」と呼ばれるのが心地よくなり頑張りました。説明するとだいたい誤解されますが、ちゃんとした英語のレッスンです。

 

さて、学会の演題は3題で、全てe-Posterでの発表でした。倉部は「Effects of Desflurane Versus Propofol on Cerebral Oxygenation by Near-infrared Spectroscopy During Robotic‑assisted Laparoscopic Prostatectomy」の発表をしました。
自分は「Significant Decreases in Blood Propofol Concentrations During Adrenalectomy for Pheochromocytoma」の発表をしました。
紙谷・佐々木は「Contribution of Itch in Pain-related Behavior by Intrathecal Administration of Morphine, and Ondansetron, The 5HT 3 Antagonist」の発表をしました。

学会は全部で5日間ありましたが、3日目の午前中くらいで機器展示は片づけられてしまいましたし、参加者もすごく減ったような気がいたします。機器展示の方々と英会話の練習をしようと思っていた自分としては非常に残念でした。

ボストンは魚介類の宝庫でありオイスター・ロブスター・クラムチャウダーなどを楽しんできました。またかの有名なハーバード大学にもお邪魔し、大学生協で頭がよくなりそうなグッズを購入してきました。近くを流れるチャールズリバーではこれまたボストンの伝統校マサチューセッツ工科大学(MIT)との伝統のボート戦(日本で言えば早慶戦的なもの?)が開催されておりものすごい人出でした。
十分に話すことも聞き取ることもまだまだですが、学会に参加することで海外の方々と話をすることの楽しさは実感できました。この後にあった、Neuroscience@ワシントンDCにも参加してきましたが、それはまたのちの話。
また国際学会参加できるよう、英会話を継続したいと思います。

2017/7/23

第1回新潟大学周術期セミナーを開催しました

去る7月15日(土)、新潟大学医療人育成センターにおいて第1回新潟大学周術期セミナーを開催しました。3連休の初日という日程にもかかわらず、学生・研修医併せて20名の参加者が集まりました。

 

周術期管理において必要不可欠な知識・手技である超音波ガイド下血管穿刺、経食道心エコー、緊急時気道確保についてシミュレーターやマネキンを用いて体験セミナーを行いました。各ブースとも、積極的なハンズオンや討議が行われ、受講者からは普段の研修では行えない発展的な手技を体験できたり、絶対に気を付けなければいけないポイントに関して受講することができたと好評でした。この他、新潟大学および新潟県における周術期管理の現状やレジデントの研修生活などの説明も行いました。

夜は古町の丸伊で懇親会を行いました。新潟の美味しい食事と地酒の影響もあり、さらに踏み込んだ(?)議論がそこかしこで行われていました。周術期セミナーが予想以上の盛況ぶりをみせたことで、医局員一同、非常に充実した一日となりました。

今後も、同様の催しを計画していきたいと思っていますので、周術期管理に興味のある学生さんや研修医の先生方は、次回開催以降、奮ってご参加いただけたらと思います。また、当科の見学は常時募集しておりますのでご連絡をお待ちしております。

2017/5/25

麻酔科研修医・6年生選択実習生慰労会が行われました!

5月17日に新潟市万代にある居酒屋ありったけで,下越病院から麻酔科研修で2ヶ月間頑張ってくれた大谷先生,選択実習で麻酔科を選んでくれた王さん,田原くん,伊藤くんの慰労会を行いました.大谷さんは忙しい中,いろいろなことを吸収し,実働部隊としても我々を助けてくれました.また,学生諸氏は短い実習期間の中,実技も含めて多くのことを学んでくれたと思います.麻酔科での研修・実習が楽しいものであったことを祈りつつ,スタッフも楽しいひと時を過ごしました.今後も研修医・学生さんに楽しいと思える経験を提供できればと思っています.

 

2017/5/23

第1回 新潟大学周術期セミナーを開催します

2017年7月15日(土) 13:00より、初期研修医の先生方および医学科5,6年生を対象に、当科主催で第1回新潟大学周術期セミナーを開催します。経食道心エコーを用いた心機能評価や超音波ガイド下の血管穿刺、緊急時の気道確保など、周術期に必須のテクニックをシミュレーターを用いて実際に体験していただく事で、より興味関心を持ったり理解を深めていただければと考えています。
また、体験セミナー終了後には懇親会を開催しますので、麻酔について、また新潟県の麻酔業務について貴重な情報が得られるかと思います。

 

◎参加ご希望の方は麻酔科医局メール(masui@med.niigata-u.ac.jp)までお気軽にお問い合わせください。また、遠方より参加を検討している先生には宿泊所の確保等予定しております。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。

2017/4/3

新年度スタート。
新しい仲間が加わりました!!

4月より、長岡赤十字病院で研修された加藤亜也香先生が入局されました。
魚沼基幹病院より紙谷先生、がんセンターより内藤先生、済生会新潟第二病院より松田先生、長岡赤十字病院より三ツ間先生が帰学されました。
よろしくお願いします。
スタッフ紹介等、順次更新予定です。

 

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