2019/7/11
第4回周術期管理セミナーを開催しました!
7月6日(土)、当科主催の「第4回新潟大学周術期セミナー」を新潟医療人育成センターで開催いたしました。当日は天候にも恵まれ、25名もの方にご参加いただき、大盛況でした。今回の周術期セミナーでも経食道心エコーを用いた心機能評価、超音波ガイド下の血管穿刺・中心静脈カテーテル留置、緊急時の気道確保・輪状甲状膜穿刺の体験コーナーに加えて、前回好評だったテスト肺と人工呼吸器を用いた病態別人工呼吸管理のコーナーも設け、幅広く体験していただきました。
午後いっぱいがハードな日程でしたが、「もっと体験したい」「時間がもっと欲しい」「非常に勉強になった」「もっと早く受講しておきたかった」という感想を多くいただき、参加者の皆様の溢れる情熱と意欲の高さに、私達もより一層の修練が必要であると感じました。
本セミナーを通じて、医学生や若手医師が正しい知識やピットフォールを理解し、実際に触れて体験することで、今後の日常診療に少しでも役立つものとなれば幸いです。
最後になりますが、セミナー開催に当たり、ご協力をいただきました各企業の皆様に、この場を借りて御礼申し上げます。また、準備や指導にご協力いただいた医局員の皆様、本当にお疲れ様でした。
来年度は2020年7月18日(土)に同様の活動を予定しております。興味のある学生さんや研修医の先生方は、次回開催以降、奮ってご参加いただけたらと思います。また、当科の見学は随時受け付けておりますので、皆様のご連絡を心よりお待ちしております。
2019/5/23
大学院生、山本豪先生、大西先生、清野先生の論文受理!
山本豪先生の論文
がBritish journal of Anaesthesiology誌に
大西毅先生の論文
がJournal of Physiology誌に
清野豊先生の論文
がJournal of Cardiothoracic Vascular Anesthesiology誌に
アクセプトされました!
いずれも大学院生として研究した内容です。
また、大橋宣子先生の論文
がNeuroscience誌に掲載されました!
おめでとうございます!
今後も良質なアウトプットを続けて参りましょう!
2019/4/23
2019年も周術期管理セミナーを開催します!
周術期セミナーを7月6日(土)に行います!
日時:7月6日(土)13時00分〜18時00分
場所:新潟医療人育成センター 2階
経食道心エコー(TEE)
超音波ガイド下の血管穿刺
緊急時の気道確保
人工呼吸器管理
をシミュレーターを用いて体験していただける、非常にお得なセミナーです。
様々な知識や技術の取得ができます。
対象は、初期研修医の先生方(1,2年目)および医学科の学生です。
新潟県内のみならず、県外からの参加も大歓迎です。
新潟大学麻酔科 医局員一同、精いっぱい頑張ります!
◎参加ご希望の方は麻酔科医局メール(masui@med.niigata-u.ac.jp)までお気軽にお問い合わせください。
募集の締め切りは6月21日(金)です。
皆様のご参加、心よりお待ちしております。
2019/4/17
新しいメンバーが増えました!
2019年4月より、後期研修医として
日比野亮信
大石まゆ
近藤有希子(県立新発田病院)
笹川香織(県立中央病院)
また他施設より
丸山由起子
栗田秀一郎(大学院)
を迎えました。
よろしくお願い申し上げます。
2018/10/11
第3回新潟大学周術期セミナーを開催しました
10月6日(土)、当科主催の「第3回新潟大学周術期セミナー」を新潟医療人育成センターで開催いたしました。3連休の初日であり、また台風の接近に伴う季節外れの暑さの中での開催となりましたが、県内の各病院から12名の研修医、学生が集まってくれました。
今回の周術期セミナーでは過去2回でも開催した経食道心エコー、超音波ガイド下血管穿刺、緊急時気道確保の体験ブースに加えて、テスト肺と実際の人工呼吸器を用いた病態別人工呼吸器管理のコーナーを新たに設け、より範囲の広い周術期の学習ができるようになりました。受講者からは、「今までなんとなく習い、実践していた手技に対する注意箇所が分かり、大変ためになった」「教科書の学習では頭に入りづらかった項目に対して、手を動かすことや実機を用いて体験することでイメージを膨らませることができた」などの感想をいただきました。
来年度以降も同様の活動を続けていきたいと思っております。本セミナーを通じて、医学生や若手医師が正しい知識やピットフォールを理解してくれること、また周術期に関連する分野に興味を持ち従事してもらえれば幸いです。
最後になりますが、セミナー開催に当たり機材の提供・貸与等をしていただいた各会社の担当者様にこの場を借りてお礼申し上げます。また、準備や指導にご協力いただいた医局員の皆様、本当にお疲れ様でした。
2018/8/16
第3回新潟大学周術期セミナーを開催します!
当科主催の第3回周術期セミナーを10月6日(土)に行います。これまで行ってきた経食道心エコー、超音波ガイド下の血管穿刺、緊急時の気道確保などのハンズオンに加えて、今回から病態に即した人工呼吸器管理の体験をシミュレーターを用いて開催します。これまでより多様なテクニックや知識の取得ができるのではないかと思います。初期研修医の先生方(1,2年目)および医学科の学生が対象です。
◎参加ご希望の方は麻酔科医局メール(masui@med.niigata-u.ac.jp)までお気軽にお問い合わせください。また、遠方より参加を検討している先生には宿泊所の確保等予定しております。
募集の締め切りは9月21日(金)を予定しております。皆様のご参加、心よりお待ちしております。
2018/5/28
新しい仲間が加わりました!!
4月より、7名の新入局員(大学5名、関連病院2名)を迎えることができました。
安部達也 先生(大学)
大谷晴野 先生(大学)
鴨田知明 先生(県立中央病院)
小橋芳紀 先生(大学)
内藤喜浩 先生(県立中央病院)
花房友海 先生(大学)
平野祥子 先生(大学)
以上7名です。今後ともよろしくお願いします。
2018/4/27
第2回新潟大学周術期セミナーを開催しました。
去る4月21日(土)、新潟大学医療人育成センターを会場に当科主催の「第2回新潟大学周術期セミナー」を開催しました。当日は晴天に恵まれ外は汗ばむくらいの気候でしたが、まだ涼しさの残る屋内で、前回を上回る25名にご参加いただきました。
参加者は4グループに分かれ、経食道心エコー、超音波ガイド下血管穿刺、緊急時気道確保、キャリア形成や集中治療の説明の4つのコーナーを体験していただきました。それぞれ短い時間ではありましたが、常日頃より私達が行っているスキルや考えている知識を皆様に少しでも還元することができたかなと思っています。また、参加していただいた皆様の熱心な姿勢や鋭い質問に私たちもハッと気づかされることが多く、有意義な時間を過ごすことができました。
セミナー終了後、会場を移動して懇親会を開催しました。参加していただいた皆様とゆっくり話す時間ができ、よりその人となりを理解することができました。(非常に盛り上がったため、うっかり写真を撮ることを忘れてしまいました、申し訳ありません)
今回周術期セミナーを開催して、改めて多くの人がこの分野に興味関心を持っていることに気づかされ、うれしく思うと同時に私達もより一層のスキルアップや勉学に励まなければとよい刺激になりました。参加していただいた皆様にとって、本セミナーが今後の医師生活に少しでも影響にあるものになればと願っております。
次回周術期セミナーは10月6日(土)を予定しておりますので、興味のある学生さんや研修医の先生方は、次回開催以降、奮ってご参加いただけたらと思います。また、当科の見学は常時募集しておりますのでご連絡をお待ちしております。
2018/2/10
第2回周術期セミナーを開催します
昨年7月に開催し、好評を得た周術期セミナーの第2回を4月21日(土)に行います。経食道心エコーを用いた心機能評価や超音波ガイド下の血管穿刺、緊急時の気道確保など、周術期に必須のテクニックをハンズオン形式で体験していただく事で、より興味関心を持ったり理解を深めてもらえればと考えています。初期研修医の先生方および医学科の学生が対象です。
◎参加ご希望の方は麻酔科医局メール(masui@med.niigata-u.ac.jp)までお気軽にお問い合わせください。また、遠方より参加を検討している先生には宿泊所の確保等予定しております。
年度初めのあわただしい時期ではありますが、皆様のご参加、心よりお待ちしております。
2017/12/13
Neuroscience 2017 に参加しました!
2017年11月11〜15日にアメリカ・ワシントンD.C.で開催された第47回Society for Neuroscience(北米神経学会)に渡部と大西(筆者)、2名で参加しました。アメリカ、カナダなどの北米諸国だけでなく世界中から多くの研究者が集まり、あちらこちらで討論が繰り広げられる非常に大規模で活気あふれる学会です。当科からも大学院生を中心に毎年参加・発表を行っており、このHPでも紹介しておりますが、私もいつかはこの場で発表したいと思っていました。大学院で行った研究が一段落したこともあり、初めての国際学会に挑戦しました。
大西は「マウス一側後肢血流遮断後に生じる両側性脊髄応答の増強と一酸化窒素の関連性」の内容で、フラビン蛋白の自家蛍光を利用したイメージングや、他物質との関連性について組織学的なアプローチで研究したことを発表しました。発表形式は、掲示したポスターの前にほぼ半日立って、興味を持ってくれた人に説明したり、質問に答えたりするスタイルで、発表時間の決められている臨床系の学会とは少し異なります。私も気合いを入れて立っていたのですが、思ったより聴衆が来ず、やや空回り気味でした。ポスター発表の日程が会期の最終日であった事や、発表にあたって選択した分野が私の研究内容と少々違っていたのかもしれません。会期が5日間と長く、また会場も非常に広いため、分野やキーワードの選択がより重要になるのだと実感させられました。
ワシントンは言わずもがなのアメリカの政治の中心地であり、ホワイトハウスや連邦議会議事堂だけでなく、各省庁の庁舎まで非常に歴史的な建造物が立ち並んでいます。博物館はほとんどが無料で鑑賞できるため、会期の合間に立ち寄りましたが、建物や展示物が多く、一部しか見られませんでした。住民にも活気があり、スポーツなどの娯楽も含めて非常に魅力的な街でした。今回得られた収穫や反省を踏まえ、また新たな研究でNeuroscienceに参加したいと思いました。最後に、学会参加の機会を与えていただき、様々な形でサポートいただいた諸先生方に心から感謝いたします。